看護師国家試験に合格した方法
看護師国家試験に無事合格したので、どういう風に勉強したのかまとめてみたいと思います。
必修問題は50/50点、一般問題は218/250点でした。
夏休み
勉強開始時期は遅く、夏休みから本格的に国家試験対策を始めました。それまでは、学校で強制される模試以外は一切対策していませんでした…。
レビューブックとクエスチョンバンク(必修・一般の2冊)を購入して、夏休み中に「クエスチョン・バンク」「クエスチョン・バンク Select必修」を一周する目標を立てました。
意外と時間がかかるし、正答率も2割で焦りだします。
夏休みから始めるのではなく、普段から無料でダウンロードできるアプリなどを活用して、すき間時間に勉強することをおすすめします…。
振り返ると、夏ならまだわからない問題もレビューブックて丁寧に振り返れるし、焦り具合も冬に比べて強くないので、夏にじっくり根拠をよく勉強しておくことが大切だと思います。
夏までにこの3冊は揃えておきました。
夏休み明け
学校は10月まで実習があったので、夏休み明けから実習記録に追われました。
それでも、電車のすき間時間には「クエスチョン・バンク」のアプリを利用して問題をひたすら解きます。
看護師国家試験は過去問がプールされて出題される傾向があるので、過去問になれることが大切です。
10月までに2周目の「クエスチョン・バンク」「クエスチョン・バンク必修」を完了させる目標でしたが、実習中はその半分も終わりませんでした…。
この時期は、実習に忙殺されます。
夏休みに勉強に手を付けず、10月くらいから本格的に勉強を開始している方。そろそろ焦りだす頃かもしれませんが、実習に行っている人も一定数いるので、毎日問題をこつこつ解いていけばまだまだ時間はあります!
実習終わり~年明けまで
授業もなくなり、ようやく落ち着いて勉強できる時間ができました。
11月末までに、2周目を終わらせました。1周目は正答率2割だったので、2周目も全問解きました。
本当は3周目も行きたかったのですが、12月になり全問丁寧に解いている時間はなくなってしまいました。
ですので、12月は2周目で間違えた問題のみをもう一度解くことに集中しました。
11月から本格的に勉強を始める方もいらっしゃると思います。まだ試験まで数か月あります。もう実習も終わりましたね? 授業もなくて、時間がありますよね? 今から、ひたすら問題を解きましょう。間違えた問題は、レビューブックを見て根拠を踏まえて理解することも忘れずにいきましょう。そのついでに、レビューブックの赤文字部分の、周辺知識もさらっと見ておきましょう。
年明け~2月まで
年明けからは応用力をつけるために、過去の模試など新しい問題を解き始めます。
看護師国家試験では、見る問題がすべて新しいです。それに焦らないためにも、違った視点で問われても答えられるようにするためにも、新しい問題に触れることも必要だと思います。
クエスチョン・バンクは、もうなんとなく正解の選択肢を覚えてしまいましたしね。
プチナースの予想問題がおすすめです。
プチナースの予想問題は、難しめに作られていると思うので、ここで自信を喪失する必要はなくて、へーそうなんだって思いながら問題を解いていけば良いと思います。
予想問題720も購入して解きました。
予想問題が4回分入ってます。
この予想模試も4回分入っています。
新しい問題に触れたくて、この問題集も解きました。
問題集によって質問に癖があったりするので、ここで合格点をとれなくても大丈夫です。新しい知識を身につけて、レビューブックで周辺知識も確認しながら勉強を進めていきました。
ここまで解き終わったら、メルカリにも過去の模試が販売されているので、それも購入して解きました。
年明けから本格的に勉強を始めたとしたら、ここまで手を広げずにクエスチョン・バンクをひたすら解くことに注力するかなと思います。
まだ試験まで1か月以上はありますし、睡眠を8時間とるとして16時間は起きて勉強する時間があります。
ここで集中して勉強して、合格することも可能だと思います! 焦りは勉強のモチベーションにもなるので、ここで問題と向き合ってがんばりましょう。
おまけの参考書
必修問題まんてんGET!も購入しましたが、必修だけに特化しないで、必修も一般もまんべんなく対策したいと思って、全部は解きませんでした。
予想問題みたいに、必修も一般も解くような参考書が自分には向いていたと思いました。
最後に
2月に近づくにつれて、段々焦ってくると思います。焦るのはいいことで、問題を解くモチベーションに繋がると思ってます。ただ、焦るあまりに問題を間違えた原因を考えずに次の問題に行くのはあんまりおすすめしません。
焦っていても、間違えた問題を振り返って、根拠を調べながらしっかりと知識を定着していきましょう。
たとえ2月に勉強を本格的に始めたとしても、確実に問題を解いていくことで合格の可能性は高まります。今まで3年間、実習や授業を通じて確実に知識は身についているので、自分を信じて試験に望んでいきましょうね。