iDeCoってなに?
最近iDeCoってよく聞く、なんかお得らしい、始めて見たいと思って、iDeCoについて調べてみました。
iDeCoってなに?
I:Individual-type=個人
De:Defined=確定
Co:Contribution pension plan=拠出年金
の略です。
年金とあるように、個人で投資先・掛け金を選べる年金です。
いいところ
〇節税できる:
掛け金が所得控除となるため、住民税と所得税を節税できます。
私のような会社員の場合、所得ー控除=課税所得となり、この課税所得に税金がかかります。iDeCoでは、所得からよりたくさんお金が引けるので、課税所得が小さくなります。
もし年間10万iDeCoに積み立てすると、住民税は10万×一律10%で1万円の節税になります。所得税は税率が課税所得によって大きくなりますが、300万円だと10万×10%で1万円の節税となります。
つまり、投資をしているだけで2万円お得になる計算です。
所得税率は、課税所得が大きくなるほど高くなるので、年収が多い人(4,000万円越)だと、所得税は最大10万×45%で45,000円の減税になります。
〇運用益が非課税
一般口座で運用すると、利益に約20%の税金がかかります。
例えば10万円利益がでても、10万×20%=2万円は税金として取られてしまうので、手元に残るのは8万円になります。
iDeCoでは、この利益にかかる税金が非課税となるので、10万円すべて手に入れることができます。
悪いところ
いいところもあれば、悪いところもあります。
〇60歳まで資金がロックされる。
年金ですので、原則60歳までは投資資金を引き出せません。
掛け金を0にすることはできますが、途中でどうしてもまとまったお金が欲しい!ってなったときにもいままで積み上げてきたお金は引き出せません。
〇手数料がかかる
加入時:年金に加入するので、国民年金基金連合会に2,829円お金がかかります。一時的なものです。
手数料:国民年金基金連合と信託銀行へ171円/月手数料がかかります。このほかに、証券会社によっては運営管理手数料として任意の金額がかかります。大手の楽天証券やSBI証券は0円なので、ここは手数料がかからない証券会社を選んだほうがいいです。
もし途中で入金できなくなったとしても、信託銀行へ66円/月の手数料をずっと支払い続けなければいけません。
受け取るとき:運用して出た利益には税金がかかりませんが、お金を引き出す時に手数料がかかります。440円/1回です。
還付手数料:本来の運用期間でない月に入金したりすると、そのお金が戻ってきますが、手数料が1,048円かかります。
加入するべきか?
一番の懸念点は、入金しなくても手数料がかかることです。
この先、会社を辞めて収入が減少して、投資に回す余裕がなくなるかもしれません。
それでも、口座を一度作ってしまえば毎月66円がかかってきます。
ただ、運用利益が非課税なので、将来株からより安定した債権や金などに移行していく場合、とってもお得に移行できます。
このメリットは大きいです。
また、会社を辞めても他の仕事をしている可能性が高いので、私は加入してもいいかなと思ってます。
そもそも私の投資スタイルが長期運用なので、今口座に入っている資産も10年、20年運用の予定です。iDeCoが60歳まで資金がロックされるのも、私にとってはそこまでデメリットではないかなと思っています。