最高の体調
「科学的な適職」に続いて、鈴木祐さんの「最高の体調」も読んでみました。
体調に影響があることは、炎症、不安、腸環境、孤独、ストレスです。
炎症はあまり聞きなれない言葉ですが、睡眠不足や多すぎるカロリー、都会的な生活により自然にまったく触れないこと、ストレスなどにより炎症マーカーは上昇します。
自然との触れ合いは、忙しい会社員には難しいですが、デジタルでの接触でも効果があるとのことです。
私にできそうなことは、
・Youtubeなどで、鳥や水の流れる音、映像を見る。
・観葉植物を購入して育てる
・近くの公園を散歩してみる
観葉植物はシックハウス症候群の原因物質を取り除く作用があるものもあるため、取り入れてみたいと思いました。
ポトスやキク、ガーベラ、ツツジあたりがホルムアルデヒドをフィルタリングしてくれるようです。
孤独も、体調に影響するようです。
友達や家族の輪があることが大切ですね。一緒に過ごす長さが仲良くなる上で一番重要のようです。
また、人間は環境に大きく左右されることが勉強になりました。Googleが社内で行った実験では、自動販売機をスナックの近くに設置した場合では、スナックの摂取量が増加したとのことです。反対に、野菜など健康的な食物の近くでは、健康的な食事の摂取量が増えました。
スマホを電源を置いた状態で近くに置いて問題を解いた生徒と、視界に入らないようにした生徒では、パフォーマンスに差がでました。
ストレス後に豊かな公園の写真を見た生徒は、都会的な写真を見た生徒に比べて、副交感神経(リラックスするように働きかける神経です)が優位に亢進していたとのこと。
このことからも、私たちは無意識に何を見るか、感じるかで行動や体調に大きな差がでることがわかります。
勉強机になにを置くかでも、パフォーマンスに差が出そうですね。
携帯の待ち受けも、自然の風景にしてみて、無意識に目に入る環境を自分で整えてみるのが大切だと思いました。